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もっとOB/OG訪問を有意義に!意外と知られていないOB/OG訪問の有効活用法

こんにちは!ひらぽんです。

 

みなさんはOB訪問を最大限活用できていますか?

今回は、今までよりOB訪問をもっと有効活用するための方法についてお話ししたいと思います。

 

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OB訪問は企業のことを知るだけの場なのか

一般的に、OB訪問は興味のある業界や企業で働いている先輩を訪ね、会社の雰囲気や、実際の業務内容を聞き、業界や企業についての理解を深める為に行われます。
今やネットで簡単に知りたい情報にアクセスできる時代ではありますが、だからこそ実際に働いている人の生の声を聞くことは貴重な経験になります。
仕事の醍醐味や、働いて感じたギャップ、などの"本音"を聞くことで、働くことに関する具体的なイメージを持つことができますし、実際に社員さんと会うことでモチベーションも高まります。
OB訪問は、このように主に業界・企業研究に使われることが多いです。

もちろん、それだけでも知りたいことを知ることができるので良いと思われるのですが、折角社員さんと会う機会、何か他に利用できないでしょうか。

OB訪問を模擬面接の場として捉えよう

今回私がお勧めしたいOB訪問の有効活用法は、OB訪問を模擬面接の場として捉えるということです。

具体的には、自分が事前に考えてきた「志望動機」と「自己PR」を発表し、次の3点を社員さんに見てもらいます。

 

①業界や企業に対する認識が間違っていないか(主に志望動機で。)

②PRする部分が間違ってないか(採用ニーズとの合致など。主に自己PRで。)

③話し方・表情・雰囲気はどうかなどの全体の印象

 

①、②は話の内容に関することですね。ここを見てもらうことで、志望動機や自己PRのブラッシュアップにつながります。実際に社員さんに見てもらうので、その企業に刺さるものを作ることができるでしょう。

 

例えば、「協調性がある」という強みをアピールしたが、協調性はそこまで重要じゃなく、辞めないことが大事と言われたとしたら、

 

→忍耐力を示す自己PRにシフトした方が良さそうと考えられ、

→それ(忍耐力)を示せるエピソードを探そう

 

という風に改善できますよね。

 

これはメールでも聞けるのではないか?と思う方もいるかもしれませんが、会ったときの方がおかしいと思う点に関して細かいニュアンスまで聞けるので、この時に聞いた方が良いと思います。また、社員さんと話しながらブラッシュアップすることができるので、分からないことはどんどん聞いてより理解を深めることもできます。
メールで聞くのも悪くはないですが、社員さんも忙しいです。メールでだらだら聞くよりは、この時に必要なポイントをパッと聞いてしまった方が相手の負担も減らすことができるでしょう。

③は印象面です。会った時ならではですね。折角会うのですから印象も見てもらいましょう。「会社にいそうか」など、具体的に聞いても良いかもしれません。

これらのフィードバックを貰えれば、かなり精度の高い志望動機や自己PRができあがるばかりでなく、面接でどんな風に話したら良いかなどの感覚もつかめてくると思います。

 

なお、この時に社員さんに言う志望動機や自己PRは、直前に簡単に考えたものではダメです。しっかり事前に考えた「面接用」のものを聞いてもらうようにしましょう。真剣に考えた分だけフィードバックが活きてきます。どこをどう間違えて考えていたのかをしっかり認識することができ、理解度が上がります。

問題を解く時に、大して考えずにすぐ解答を見て覚えるのと、一度しっかり考えて答えを明確に出してから解答を見て覚えるのでは、後者の方がしっかり覚えられますよね。これと一緒かな〜と思います。

 

自己分析にもなる

この方法でOB訪問をすると、業界や企業について聞くだけのOB訪問ではできない、自己分析も同時にできます。

 

例えば、

・「ちょっとここでは君のやりたいことはできないかもよ」と言われた

→あれ、そうなの?でもこの企業には行きたいと思ってんだけどな〜。そもそも私のやりたいことって結局なんだったっけ?

 

のような感じで、改めて考えるきっかけになります。

先に述べたのと同じで、これも社員さんとの会話を通して明確にすることもできるかもしれません。一人で考えるより、「君のやりたいことってこういうことなんじゃない?」と、他人から言われたときの方がしっくりくることもありますよね。今まで自分だけでははっきりわからなかった「やりたいこと」などもしっかり言語化できるかもしれません。この方法ではこのような効果も期待できます。

 

 

まとめ

 

今回ご紹介したOB/OG訪問のやり方は、業界や企業について知らないことを知るだけではなく、具体的に選考の対策ができる点で有意義なのではないかと思います。

 

少ない時間の中で様々なことをこなさなければならない就活ですから、できたら対策も効率的で効果的なことをしたいですよね。

OB/OG訪問で疑問点をただ聞く、ということは確かに業界研究や企業研究になりますが、果たしてそれは時間の限られた就活において効率的で効果的と言えるのでしょうか。

私はそうではないと思います。


ここで業界研究や企業研究を何のためにやるのか?ということを考えてみましょう。

業界研究や企業研究は、端的に言えば選考のために行います。具体的には、①応募する企業を選定したり(例:お菓子作ってる会社ってどのくらいあるのかな〜、この企業福利厚生どんな感じかな〜という段階)②応募する企業の志望動機や自己PRをきちんと作るため(どんな仕事なのかな〜、競合はどこかな〜、顧客は誰かな〜、それに勝つためにこっちはどんな方向性でやってるのかな〜という段階)に行います。

 

OB/OG訪問をしようと思っている時点で①は終わっているので(ある程度の興味を持っていると考えられるため)、OB/OG訪問でやろうとしているのは②の方の業界・企業研究ですよね。

 

だから、まずOB/OG訪問をする時には、その先にある「選考を通過するきちんとした志望動機や自己PRを作る」ということを、ある程度見据えて行わなければなりません。

 

「選考を通過するきちんとした志望動機や自己PRを作る」ことに関して、事前に考えて来ず疑問点をただ聞く(聞いてから、作る)ということが0→1だとしたら、事前に考えたものをブラッシュアップすることは1→10です。しかもこの→の先は、20、30...と社員さんとのディスカッションを通じてどこまでもあげて行くことができます。

 

これはどちらも与えられた時間は一緒ですから、後者の方が生産的だということがわかると思います。

 

ですから、業界・企業研究の点からみると、ただ疑問点を聞くより事前しっかり考えていった方が、効率的で効果的と言えるのです。

 

また、志望動機と自己PRの対策はもちろん、模擬面接形式をとることで面接対策もできますから、対策の効率と効果はさらに上がります。

 

だいたいイメージが伝わったでしょうか。

 

 

 OB/OG訪問に行く際には、是非、事前に業界地図などの本やネットなどから得られた情報から「この業界はこうなんじゃないか」「この企業はこうなんじゃないか」「こういう人材を求めているんじゃないか」「こういうエピソードがうけるんじゃないか」「話し方はこのようにしたら良いんじゃないか」といった仮説を立ててから臨むようにしましょう。

 

OB/OG訪問はみなさんの仮説を検証する場です。どこが違っていたのかを把握し、みなさんの志望動機や自己PRの改善、面接対策に役立てましょう。

 

この方法をとることで、みなさんのOB/OG訪問は密度の濃いものになるでしょう。

 

是非やってみてくださいね。

 

 

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