休みがちゃんと取れる!就職して分かった欧州系外資系企業の特徴とは
こんにちは、ひらぽんです。
今回は、外資系(スペイン資本)の企業に入社した方に、入社してから感じたギャップに関してお話をお伺いしました。ギャップと欧州系の外資系企業ののカルチャーについて少しでも参考になればと思います。
どうぞ読んでみてください!
自分で独自に電話して選考を受けた
もともと、学生時代に雑貨屋さんやスーパーでアルバイトをしていました。
人と接する事が大好きでした。
でも、性格的に高級ブランド品はちょっと合わないと思っていたので、百貨店やファッションビルを歩いて回って自分に合いそうなそんなに有名ではないけれど知る人ぞ知るブランドを探しました。
学校に求人が出てるかどうかは全く関係無しに、ネットで調べて直接会社に電話をしていました。今、思えばすごいことをしてたんだなあと思います。
無事にスペインのあるブランドに就職することができました。
とにかく休みがちゃんと取れる
一番「スペイン外資だなあ」と感じた事は、とにかくお休みがちゃんと取れる事でした。
もちろん、時期によって取りづらい時もありますが、私は最高で暦の連休以外に希望休で年に2回7日〜10日休みをとり、海外旅行に行ったりしていました。
ヨーロッパの人たちは比較的、休むことも大事な仕事のうちだと考えています。
友人たちにとてもうらやましがられました。「こんなに休んでいいものか?」と良い意味で友人たちとのギャップを感じました。
仕事は完全成果報酬
その代りと言ってはなんですが、仕事に対しては完全なる成果報酬です。
仕事が出来ればドンドンポジションも上がり、待遇も上がります。「頑張ったから」ではなく、「会社にいかに利益をもたらしたか?」がより厳しく求められます。
一度、フェードアウトしてしまうと、退社するか社内で完全に「ミソッカス」扱いになります。店舗を任されても成果が出せなければ簡単におろされてしまう状況でしたので、みんな必死に知恵を出し合い、工夫をして結果を出すことに力を注いでいきます。
人間関係でやりずらくなることも
ですが、その反面、とてもやりずらくなることも多々あります。
かつての上司が部下になるのも日常茶飯事。うまく、人間関係を築けれればいいですが、実際苦労している人が多いように感じました。
そして、当然、戦線離脱してしまったスタッフも上手に使わなければなりません。
OB/OG訪問をしよう
こういった事は会社の中に入らなければ細かくはわかりません。そのため、ぜひ、OB/OG訪問をおすすめします。自分が希望している企業へのOB/OG訪問は気が引けるという方も当然いると思います。私もそうでした。
ですが、「こんなはずではなかった!これは自分に合わない!」という事がいくつもあり、辞めてしまうと、2年近く費やしてきた就職活動の期間が本当にもったいないです。
学校を卒業して最初に就職する会社は今後の社会人生活にとって本当に本当に大切です。事前に出来るだけ多くのその会社で働く人の雰囲気の感じる事が入ってからのギャップを感じないための秘訣だと思っています。
編集部よりコメント( ❝̆ ·̫̮ ❝̆ )✧
休みを取りやすいというのは、主に欧州系の外資系企業に見られる特徴のようです。
"外資系"と言っても、アメリカ系、欧州系など地域によって特徴にはバラツキがあります。
成果重視というのはアメリカ系でも欧州系でも見られる特徴のようですが、欧州系の方がよりワークライフバランスを重視している印象です。
参考:
アメリカ系の外資系企業
上のリンクを見て頂くと分かると思うのですが、「働くメリット」の項目においてヨーロッパ系の会社には総じて「有給休暇が取得しやすい」ということが書かれています(アメリカ系の方には書かれていない)。
ヨーロッパ系の企業は、とてもワークライフバランスを重視している事が分かります。一方でアメリカ系の企業は、「アメリカ系企業は基本的に年齢・性別関係なく実力主義・成果主義」という特徴が強く押し出されており、ワークライフバランスに関してはそこまでです。
ちなみに日本企業は、有休を取れる権利を有していても「空気を読んで」なかなかその権利を行使出来ないというところも少なくありませんので、ワークライフバランスは良いと言うことはできません。
ただ、欧州系、アメリカ系、日系全てに言える事ですが、これは傾向であって全ての企業がそういう訳ではありません。そのため、自分なりに調べてみる事が必要です。
休みというのは、社会人になると結構大事に思えてきます(おそらく学生の頃より)。そのため、仕事内容で興味があるところがあれば、「ワークライフバランス」の観点から欧州外資系を受けてみるのも良いかもしれませんね。
各国の働き方を調べる事は面白いし、自分はどういう働き方がいいのかを考えるきっかけとなると思いますので、是非調べてみてください。
これらの記事も参考にどうぞ。
「少人数で成果を上げて、100%有給取得」 ドイツの働きかたは、日本とどう違うのか
外資系の選考に関する記事